こんな疑問に答えていきます。
こんにちは!よんりん(Yonrin)です。
この記事を読めば、「プログラミングを学習した人が今すぐすべきこと」について、よく分かります。
プログラミングを学習している人は増えてきています。
特にコロナ禍のワークフロムホームでは、オンライン講座を使って、沢山の方がプログラミングの学習時間を効率的に確保されているようです。
私がプログラミングの学習をした人にお伝えしたいことは、ただひとつ。
ということです。
最終的にはここを目標にすべきです。
自分のために、プログラムを書くとはどういうことか?
それを詳しくお話していきます。
Code for Self (自分のためにプログラムを書こう)の考え方についても、触れていきます。
プログラミングを学習した人が今すぐすべきこととは?
プログラミングを学習された方は、どんな目的で学習されたのでしょうか?
おそらく大半の方は、仕事で役に立てたい、と思われたのではないかと思います。
もちろん、趣味の方もいらっしゃることでしょう。
就職(または転職)に有利だから
手に職をつけてフリーランスになりたいから
おそらく、このようなところではないかと思います。
自分で身に着けたスキルを誰かのために活かしたい。
確かにそれは素晴らしいことだと思います。
けれど、ここでひとつ大事な注意が必要です。
プログラミングスキルは誰のためのもの?
今の世の中のほとんどのビジネスは、ITに支えられています。
あなたが、プログラミングを身に着けて、会社でそれを活かすというのであれば、そのスキルを必要とする場所を見つけることには、それほど苦労しないことだと思います。
仕事としてプログラミング技術を使い、会社の事業に貢献する。
会社の取引先にシステムを提供する。
おそらく、最初は、スキルの向上を感じることができ、やり甲斐もあるでしょう。
けれども、どこかで、ふと疑問に思うはずです。
プログラミングスキルは誰のためのものなのだろう?
プログラミングスキルは残念な人たちを救うためのもの?
ITやプログラミングのことを知らない人と一緒に仕事をするとき。
特に、そういう人が自分の上司であったり、取引先の人であったりするとき。
世の中には、そしてビジネスの世界には、残念ながら、他人に対する敬意を欠く人たちが沢山います。
ひとたびプログラミングができるあなたのことを便利な部下、あるいは下請け業者とみなすやいなや、まるでプログラミングなど、底辺の人間がやる仕事であるかのような扱いをされることがあります。
それでも会社としては、上下関係があったり、取引先との関係上、あなたにはプログラミングスキルを惜しみなく出すことを要求するでしょう。
日本では、プログラミングスキルや、プログラマの価値が、不当に低く評価されます。
発注元・上司=プログラマを使って、事業を成功に導く人
こんな図式があるからです。
実際のシステム開発の現場の実態はこれとは異なります。
必ずしも発注元や上司がプログラマをリードできるとは限りません。
逆にプログラミングスキルのある人が、発注元や上司の理解不足やビジネス要件の検討不足を補いながら、プロジェクトの完了に大きく貢献します。
しかし、そこで評価されるのは、あなたを使いこなした(という勘違いをしている)上司や取引先。
どれだけあなたがプログラミングスキルで貢献しても、図式の通り。
あなたはただの道具にすぎないのです。
あなたの周りの人たちに悪意があろうとなかろうと。
これが一般的なプログラミングスキルを持つ人への認識です。
会社の規模が大きかろうが、小さかろうが、大して違いはありません。
道具を使いこなした人が、評価されるのです。
プログラミングスキルはあたなのためのもの
一生懸命に勉強して身に着けたプログラミング。
価値を理解せず、汗をかかずに、その実入りだけを求める人たちがいます。
もちろんプログラミングスキルの価値など理解せず。
あなたの努力も理解せず。
ただ好きで得意だからやっているのだろう、という程度の認識。
そんな人たちのために、あなたの貴重なプログラミングスキルを使う必要があるのでしょうか?
プログラミングスキルとは、あなた自身のものなのです。
プログラミング学習について誰も教えてくれないこととは?
プログラミングスクールやプログラミング学習の書籍、沢山ありますよね。
けれども、プログラミングスキルを身に着けた人が取り組むべきこと、どうすれば幸せになれるか、努力が報われるのかということが説明されていません。
社内で役立てたり。
システム開発の会社で取引先への業務提供したり。
フリーランスでプロジェクトに参加したり。
そういうシナリオを前提に、プログラミングスキル獲得の動機が説明されています。
社内や取引先など、他者のためにプログラミングスキルを活用しているのであれば、あなたが幸せになることはありません。
断言できます。
そういうことをしている以上、残念ながら、あなたのプログラミングスキルの本当の価値は理解されないでしょう。
ただし、社内や取引先への業務提供、フリーランスが全くの悪かというと、そうではありません。
少なくとも、自分の成長(プログラミングの実践経験を積む)という意味では、アリです。
あくまで「自分の成長」と他者(社内や取引先)のニーズが合致しているということであって、十分に成長したら、徐々に他者のためにプログラミングすることを止めていくべきです。
プログラミングスキルを自分のために使う方法
社内でも使わない、システム開発会社に勤めるわけでもない、フリーランスとも違う。
じゃあ、どうやってプログラミングスキルを活かすことができるのか?
その答えはひとつ。
自分でプログラミングをして自分のためのものを作ること。
つまり、自分がプログラミングで作るもののオーナーになるということです。
作りたいものなんてない、どうやって考えたらいいかわからない、というあなたも心配ありません。
ヒントはいろんなところに散らばっています。
このことについては、また別の記事にまとめたいと思っています。
あなたが、自分のプログラミングスキルを会社や取引先に提供してお金を稼いでいるというのであれば、今すぐあなた自身が、あなた自身のプログラミングスキルを使って、あなた自身でお金を稼ぐべきです。
他人の目的を達成するためにプログラミングスキルを使っても、決して幸せにはなれません。
何度も言いますが、なぜなら、プログラミングスキルの価値は、不当に低く評価されているからです。
不当に低く評価されているということは、本来とても価値があるのに、会社や取引先から安く買いたたかれていたり、敬意を得られていないということです。
自分の価値を正しく測り、自分の価値を正しく活かすことができるのは、自分しかいません。
Code for Self (自分のためにプログラムを書こう)
Code for Self (自分のためにプログラムを書こう)という、コンセプトを考えつきました。
どこかに必ず賛同してくれる人がいることを信じています。
夢のような話ですが、世の中のプログラミングスキルを持つ人が、ある日突然他人のためにコードを書くことをやめたら、どうなるでしょう。
プログラミングができない人、プログラマを見下していた人が、本来の価値を認識するには、そのくらいのことが起きなければ、不可能でしょう。
ひとりでも多くの人が、自分のためにプログラムを書くことができますように。
Code for Self、コード・フォオ・セルフ、自分のためにプログラムを書こう、です。
まとめ
プログラミング学習した人が次にすべきことについてまとめました。
Code for Self (自分のためにプログラムを書こう)というコンセプト。
広まるといいな。
他人のためではなく、自分のためにプログラミングを。
そうすれば、あなたは必ず幸せになります。
今はプログラミングの価値が分からず、プログラマを使っている人。プログラマの部下を持つ人。フリーランスのプログラマを雇っている人。
いつか、プログラミングができることの価値に気がついたら、自分でもプログラミングをしてみてください。
そしたら、こちら側に来られます。
Code for Selfとして何かできるか、これから考えてみます。