こんな疑問に答えていきます。
こんにちは!よんりん(Yonrin)です。
当記事を書いている私は、デジタル技術のコンサルタントです。
私自身、これまで色々なプロジェクトや環境で働いて、悩んできました。
コンサルタントに興味のある人は、どんなことで悩んでいるのか気になりますよね。
私もコンサルタントになる前は、色々妄想して不安になったりしていました。
この記事を読めば、コンサルタントがどんなことに悩んでいるのか分かります。
いくつかのトピックの切り口でお伝えします。
プロジェクトの悩み
ワークスタイルの悩み
人間関係の悩み
キャリアの悩み
コンサルタントも悩みます
悩み、と言っても色んな種類の悩みがありますよね。
考えることがコンサルトの仕事なので、正直、仕事と悩みは曖昧なところもあります。
思い出せる範囲で書いてみようと思います。
プロジェクトの悩み
プロジェクトで悩むことはふたつあります。
どちらも表裏で同じようなことですね。
- やりたい仕事ができない
- やりたくない仕事をしなければならない
やっぱり新しい技術を使ったプロジェクトは人気があります。
炎上必至、昔ながらのシステム開発、とかだと辛いですね。
ただ、どんな仕事からも学びはあるし、終わらないプロジェクトはないので、その環境をやり甲斐があって、あわよくば楽しめるようにする努力はします。
「仕事は、好きになれなくても、楽しむことはできる。」
好き嫌いは生理的なものなので努力でなかなか解決できないですが、楽しいか楽しくないかはある程度努力してコントロールできるのです。
ようやく新しい技術のプロジェクトが立ち上げられると思ったら、次は勉強。
技術的な問題に行き詰るのはなかなか大変です。
これで悩み始めると、夜もなかなか眠れなくなったりします。
最悪、システムの機能でお客様の要望に応えられない部分が出てきても、精神的に満足できる方法がひとつだけ。
その場にいる誰よりも考える、ということです。
その場にいる誰よりも考えた、という確信。
それがあれば、多少の不出来も仕方がないかな、と自分を許せます。
そこに至るまでの道は、なかなかハードです。
ワークスタイルの悩み
ワークスタイルの悩み、というより、周囲との「ワークスタイルの違い」の悩みでしょうか。
色んなスタイルの対立軸がありますよね。
- 対面での会話重視 vs リモートOK
- 残業はしない vs 無理してでもやり遂げる
- 文書化大好き vs スピード重視
- 手を動かさない丸投げ派 vs 手を動かす現場主義派
まあ、どちらにも良い悪いは必ずあるので、正解はないです。
ただ人によって、ここだけはこだわってしまう、というものがあったりします。
私の場合、技術を知らなくてもOKな営業派 vs 技術はしっかり押さえる誠実派。
人によっては、技術の知識もそこそこに、「とにかく提案しに行こう!」という考えもあります。
私は「自分がよく分からないものは売りたくない」と考えています。
技術軽視の人と一緒に仕事をすることになると、悩める毎日ですね。
勉強が追いついていない状態で、お客様に提案しまっていいのか。
けれど、いつまでも悩んでいると、お客様も自分たちも成長できないのも事実。
技術軽視の人の楽観的なスタイルが、思わぬ背中のひと押しをして大成功、というパターンも、これまで見てきました。
やっぱり正解がないなあと思いながら、どっちつかずの問いを繰り返しています。
人間関係の悩み
主に社内ですが、やはり付き合うのが難しい人はいますね。
合う人、合わない人はいます。
私の場合は基本的に相手に悪意や敵意がなければ大丈夫という基準です。
話し方などの癖が気になったり、話が長くて回りくどかったり。
そういうところに腹を立てている人もいますよね。
けれど、そういう人も悪意や敵意があるわけではないので、対立したりしません。
これが悪意や敵意を持たれると面倒です。
私は昔、まだ海外移住する前に、一度そういう経験がありました。
コンサルタント間では、「仁義を切る」という言葉がよく使われます。
社内で力のある人や、重要なクライアントを紹介してもらった場合、「誰に紹介してもらったのか」が非常に重要視されます。
ここで借りを作ると、長い間、恩を着せられ続けます。
コンサルタントになったばかりの頃、私はそういう独特のしきたりに不案内でした。
ついつい紹介してくださった人を差し置いて、紹介してもらった人と仲良くなってしまいました。
ある時、その情報を耳にした紹介してくださった方から、怒りの電話がかかってきたことがあります。
それ以来、些細なことで言いがかりをつけられることもしばしば。
かと言って、特に応酬したりはしなかったですが、当時は悩みました。
結局、後日その人からの頼まれごとがあり、恩を返すことができました。
なんとなく、私に頭を下げづらそうだった姿を見て、敵は作るもんじゃないなと思いましたね。
キャリアの悩み
コンサルタントは、結局のところ自分を懇意にしてくださるお客様が必要です。
これは職位が上がれば上がるほど、シビアです。
そういう関係がない場合は、社内での力を失い、ドロップアウトするしかなくなります。
しかし、外にばかり目を向けていると、そのお客様と仕事をするときに、助けてくれる仲間がいない、ということになりかねません。
信用して任せていただいた仕事をうまく達成できなかったら、やはりお客様は離れていってしまいます。
自分自身のスキルアップと共に、社内外の人間関係の構築も同時にする必要がある、ということろが難しいところですね。
キャリアとして、技術やサービスだけに目を向けて、この分野で成長していくんだ、ということでは、行き詰ることが見えています。
アップ・オア・アウト(昇進、さもなくば、退職)という言葉もありますが、立ち止まったり後退しづらい環境で、自分のポジションを考えなければなりません。
つまり、バランスの取り方が難しく、ここがコンサルタントの悩みになります。
ただ、基本的には自信を持って仕事をしているし、ここでダメでも何とかなるさ、という楽観的な面も持ち合わせている人がほとんどなので、そこまで深刻な悩みでもないかも知れません。
厳しい環境でこそ楽観的でいる、ということを実践して自分の心のコントロールを上手にしているコンサルタントはたくさんいます。
なかなか精神力を使うことなので、大変なのですけどね。
まとめ
「悩み」は結局自分の心の中のもの。
思考の仕方や、ものの見方を変えて、コントロールするより他ありません。
結論、というほどの思考はしていないですが、今の悩みの対処法はこんな感じです。
ワークスタイルの悩み 違いを認める
人間関係の悩み 腹を立てない
キャリアの悩み 楽観的になる
以上です。