40代の転職で海外就職はアリ?

  • 2020年10月26日
  • 2021年2月2日
  • CAREER
40代で転職したい人
40代転職海外就職するのはあり?年齢は海外でもハードルになるの?

こんな疑問に答えていきます。

こんにちは!よんりん(Yonrin)です。
40代で転職する場合、海外への就職を選択肢に入れても良いか?

私は正直、微妙だと思います。
もし日本での就職先から短期でプロジェクトベースの案件で海外、というのなら全然アリですね。

けれども、海外の現地企業に40代で転職となると、それなりの覚悟は必要です。

 ビザの壁
 再就職の壁

このふたつの壁を乗り越える必要があるからです。
逆に言えば、このふたつさえクリアできれば、40代の転職で海外就職はアリです。転職の選択肢に入れても良いと思います。

40代の転職で気をつけることの全体像は、こちらにまとめています。

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40代の転職で海外就職がアリになる条件

40代の転職で海外就職をするためには、ビザが必要です。
ここが海外就職を「するため」の壁。

そして、もうひとつは仮に海外就職でうまくいかなかったときに、日本に帰国して再就職をするための海外就職を「やめるため」の壁。

海外で働くにはビザが必要

海外で働くには、就労ビザが必要です。
各国ビザには条件があります。

年齢要件もありますが、おそらく40代が壁になることはないでしょう。
ただ、最低賃金が年齢によって定められていることがあるので、調べておく必要があります。

転職先企業からのスポンサーシップ

就労ビザには、現地転職先企業の「スポンサー」が必要です。
現地転職先企業に、ビザのスポンサーをお願いすることになります。

つまり、現地転職先企業にとっては、余分な作業負担、場合によってはビザのコスト負担が必要になるということです。

あなたを採用する企業からすると、余分なコストをかけて、「海外からあなたを雇い入れる動機と理由」が必要になるということです。

40代の転職で海外に出て日本に戻ってこられるか

40代の転職で海外に出られたとしましょう。
実は、この部分は労力をしっかりかけると、そこまで難しくはないはず。

特に40代前半で、英語が話すことができて、それなりのスキルを持っていれば、就職は夢物語ではありません。

特にニューヨークやロンドン、シンガポールなど、世界中から労働者を受け入れている都市であれば、海外から人を雇い入れることは日常的なことですよ。

しっかりと数をこなして、書類や面接の質を上げていけば、必ず就職までは到達します。

問題は、海外就職のために乗り越えたビザの壁、それを反対側からまた登って日本に戻ってくるときの壁です。

40代の何年かを海外で過ごし、50代で日本に戻りたくなっても、おそらく再就職することはかなり難しくなっているはずです。

まして海外で慣れない環境の仕事をするなら、英語のハンディキャップがある分、日本での仕事と比べて若干レベルを落とすことの方が多いはず。

日本の会社から駐在で海外に出ているならそうした英語の苦労も買ってもらえますが、どこで何をしていたのか見えにくい海外帰りの40代50代となると、日本での再就職は厳しくなるはずです。

永住の覚悟があるなら40代の海外への転職はアリ

「一度乗り越えた壁の元いた側ヘは二度と帰らない」
そんな覚悟があるあなたであれば、40代の海外への転職はアリです。

というのも、海外の企業は基本的に年齢を気にすることはありません。

基本的に、求人条件で求められている役割と給与で合意さえできれば、働くひとは何歳であろうとも関係ないのです。

したがって、年齢による居心地の悪さは感じることがありません。

逆に、求人条件で求められている役割が会社に必要なくなった時点で、会社はポストをなくします。つまり、解雇のリスクもあるということです。

わかりやすい「ジョブ型」の例ですね。
現地企業間の転職は、ここも年齢がハンディキャップになることはほとんどないので、日本のリストラのようなことはないです。

淡々と即戦力になれるジョブの空きポストを探すだけですね。

まとめ

40代の転職で海外就職はアリかどうかについて、まとめました。

 ビザの壁
 再就職の壁

ビザの壁は、難しいけど時間と労力でクリアできる壁。
永住の覚悟があるなら、日本での再就職もクリアできる壁。

これが私の考える結論です。

いざ真剣に考え始めると難しい決断をしないといけないと思いますが、40代の転職で海外を目指す場合は、先のことも考えてしっかり準備してくださいね。

※最後にですが、40代の転職で海外を考える場合は、海外勤務も扱うDODA(グローバル)や外資系コンサルタントの案件を扱うAXIS(アクシス)コンサルティング、またはエンワールド・ジャパンが情報豊富です。エージェントの方に相談しながら情報収集しましょう。並行してLinkedInやglassdoorなどで直接案件を探すと、より現地のマーケット状況がわかるので、おすすめです。 ちなみに国内の40代の転職には年齢相応の転職サービスの利用をおすすめします。まずは、JACリクルートメントで、利用層は30代後半から40代、そして40代の利用者が最も多いので安心して利用できます。役職と年収を重視するならDODA(ハイクラス)が探しやすい。
それから、もう少し幅広くということであれば、案件的にはパソナキャリアtype転職が充実していまして、評判も良いです。

あなたの40代のキャリアが幸せなものになりますよう。

それでは、今回は以上です。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。