40代の転職前の企業研究のやり方

  • 2020年10月24日
  • 2021年2月2日
  • CAREER
40代で転職したい人
40代転職前にどんな企業研究をしておくべき?企業研究をしておくと面接有利になる?

こんな疑問に答えていきます。

こんにちは!よんりん(Yonrin)です。
40代で転職する場合、準備で特に重要になるのが企業分析です。

転職先を知らずして、攻略は困難。
逆に相手を知れば自ずと道は開けるものです。

以下のようなポイントを調べていく必要があります。

 企業の基本情報
 業界情報
 ビジネスモデル
 企業文化

40代は転職前の企業研究が最重要

40代の転職では、新卒や若手の時と違って、書類選考や面接で、それなりのビジネスに関する素養を問われます。

企業研究の情報収集は幅広いソースから

企業の基本情報は目を通しましょう。
使えるソースとしては、以下のような感じですね。

 ホームページ
 有価証券報告書
 四季報
 口コミサイト
 Youtube
 Twitter
 Facebook

企業研究はまず基本情報を押さえる

まずはホームページや有価証券報告書、四季報などで基本情報を確認しましょう。

企業の基本情報の重要3項目

 社長(CEO)メッセージ
 事業内容
 企業規模(売上・従業員数)

まず社長(CEO)メッセージですが、キーワードを拾うために目を通します。

今会社が取り組もうとしていること、プライオリティを置いていることなどが見えるはずです。

そのメッセージにハッシュタグをつけるとしたら、どんな単語になるか

みたいに考えるとわかりやすいかもですね。

そして、事業内容と規模です。

会社が何をやって収益を出しているのか?

この質問は、ここ数年では、なかなか奥深いものです。
というのも、今はデジタル技術を利用したビジネスモデルの変革期だからです。

詳細はビジネスモデルの情報収集(後述)でもう少し書くので、まずは会社の主に何をしているのか、について概要をつかみましょう。

企業研究では同じ業界の競合情報も集める

転職先の業界でのポジションも把握しておきましょう。

競合情報の集め方のポイント

競合との違いや強み・弱みは細かく分析できるに越したことはないですが、まずは基本情報で集めた重要3項目について、3社程度比較できれば良いと思います。

企業研究の肝となるビジネスモデル

たとえば自動車会社ですが、自動車を売ることで得られる収益が大半である一方、他にもアフター・メンテナスでの売上比率を伸ばそうとしていたりしますよね。

自動車がいわゆる「コネクテッド・カー」として、走るコンピュータのようになれば、自動車会社はインターネット経由で売った車から情報を集められるようになります。

そうすれば、リアルタイムで顧客の走行距離やコンディションが分かるし、アフターケアが必要なタイミングも分かる、という背景があったりします。

テクノロジーの進化に合わせて、どのようにビジネスモデル(=収益を得る仕組み)を変えていっているのか、もし情報が見つからなければ、自分で仮説を立てて、面接で質問をしてみると、話が盛り上がるはず。

ビジネスモデルが、自分の職種での役割にどのように影響するのかを考えておけると、転職先でのミッションのイメージが湧きやすいと思います。

企業研究で最も難しい企業文化の理解

「転職先での企業文化に馴染めない」という状況に直面する方は沢山います。
こればかりは、入社前に正確に把握するのはどうしても困難です。

企業文化の定義

そもそも個人が感じたり影響を受ける「企業文化」、というものの正体は、「自分が直接仕事で関わる近い関係の人たちの性格」によるものだったりもするかと思います。

文化と言い出したら、「アメリカの企業文化は肌に合わないけれども、日本の企業文化はしっくりくる」、みたいなスケールで語ることもできますよね。
その場合、日本の企業は一括りで語られる。

逆に小さいスケールで、企業内での文化の違いもあったりしますよね。「あそこの部門はカルチャーがゆるいから楽でいいよね」、とか。

かと思えば、部門などの縦割りとは逆に世代間ギャップなるものも存在します。

とは言え、企業文化に馴染めないことを以て「転職が失敗だった」と結論づける人も、一定数いることは事実。じゃあ、どうすれば?

自分の中での企業文化の定義をはっきりさせておく必要があります。

質問で自分の身近になりそうな人たちの価値観を知る

企業文化に馴染めないというリスクを減らす方法のひとつは、自分が直接働くことになるチームメンバーたちと面談させてもらうことだと思います。

役職の上下、年代の上下など、できるだけバラエティがあればよいです。
そして、価値観を問う質問を投げかけてみればいい。

たとえばこんな感じでしょうか。

 (あなたは)どういう部下を高く(低く)評価しますか?
 (あなたから見て)どういう人が高く(低く)評価されていますか?
 あなた自身はどういうところを高く評価されていると思いますか?
 最近誰かを助けた(誰かに助けられた)ことは?
 最近業務以外で部門やチームで協力したことは?
 今の部門やチームとしての課題は?

人事評価制度を基本情報として押さえつつ、現場の人との面談でこうした質問をすれば、何となく見える価値観があるのではないかと思います。

面談・面接に出てくる人たちは、当然自社にネガティブなことはあまり言いませんので、その辺りは差し引いて聞く必要があります。

企業研究にはSNSも使える

最近では新卒採用のためにも、Youtubeで企業紹介をしていたり、Twitterなどで情報発信している企業も沢山あります。

企業の雰囲気を手っ取り早くつかむにはSNSの活用が欠かせないです。

まとめ

40代の転職前の企業研究のやり方についてまとめました。
まずは転職先候補について、以下のような情報を集めて企業研究ましょう。

 企業の基本情報
 業界情報
 ビジネスモデル
 企業文化

転職活動をするにあたっては、事前の企業研究が非常に大切です。
特に本命は十分に研究して、転職後に不満を募らせるリスクを回避することも含め転職活動を有利に進めましょう。

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※最後にですが、40代の転職に合った転職サービスの利用をおすすめします。まずは、JACリクルートメントで、利用層は30代後半から40代、そして40代の利用者が最も多いので安心して利用できます。役職と年収を重視するならDODA(ハイクラス)が探しやすい。
それから、もう少し幅広くということであれば、案件的にはパソナキャリアtype転職が充実していまして、評判も良いです。

今回は、以上になります。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。