こんな疑問に答えていきたいと思います。
こんにちは!よんりん(Yonrin)です。
当記事を書いている私は、デジタル技術のコンサルタントです。
AIやブロックチェーン、RPAなど数え上げればキリがないぐらい、新しいデジタル技術が出てきていますね。
これから勉強すべきデジタル技術。一体何を勉強しておけばいいのか?
非エンジニアも知っておかないことはあるのか?
結論としては以下を押さえておけば大丈夫です。
- データ分析
- IoT(Internet of Things = モノのインターネット)
- RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)
- AI
- ブロックチェーン
勉強の順番も、上記が良いです。
IT部門ではない非エンジニアの方も、日々これらの言葉を耳にすると思います。
それが、これからの企業の生命線です。
この記事を読んでいただければ、最近のデジタル技術について、今後のビジネスの流れを掴むために、どのような順番で勉強すればよいか、なぜその順番なのか、を理解いただけます。
合わせてUdemyでのおすすめのオンラインコースも紹介します。
新人コンサルタントはもちろん、非エンジニアのビジネスパーソンの方々にもこれを参考に勉強を始めていただけるように説明していきます。
「デジタル人材(非エンジニア)になるための学習ロードマップ【保存版】」の記事も合わせてどうぞ。
非エンジニアも勉強すべきおすすめデジタル技術 – ①データ分析
まず、最初にデータ分析です。
なぜ最初に勉強が必要なのか。
それは、
と言っても過言ではないほど、ビジネスの成果に一番近い部分を担うからです。すなわち、非エンジニアにとっても最も身近なものだということ。
最近では、さまざまなタイプのチャートで可視化する分析ツールも増えてきました。
非エンジニアがノンプログラミングで扱えるツールも増えてきています。
デジタル技術はデータ分析に行き着く
この後に説明するデジタル技術を使って集めたデータが、最終的に行き着く場所、それがデータ分析で、そのアウトプットを元にビジネスは動きます。
まずはここを勉強して理解しておきましょう。
そうすれば、そのサポート役となる、他のデジタル技術の本質的な目的が見えてきます。
非エンジニアのデータ分析の勉強のコツ
一旦、データ分析の手法(HOW)の部分は置いておいて、まずはデータ分析の目的(WHAT)の部分から勉強を始めてみてください。
ですので、非エンジニアの方も、デジタル時代のWHATは知っておくべきです。
Udemyの以下のコースがおすすめです。
Udemyだと、2倍速で視聴できるので時間も普通の講義の半分で済みますね。
Udemyオンライン学習コース/「組織を動かす!今日からはじめるデータ分析の『超』基本」 |
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その上で、Excelや、PowerBIといった、無料でデータ分析を試せる環境を使って実際に手を動かすのが良いです。
特に非エンジニアの方は手を動かすことに慣れていないかも知れません。
しかし、手を動かして勉強することが一番の近道です。
非エンジニアも勉強すべきおすすめデジタル技術 – ②IoT(Internet of Things = モノのインターネット)
次にIoT(Internet of Things = モノのインターネット)です。
いろんなモノをインターネットにつなげる技術ですね。
広義には、車(コネクテッド・カーと呼ばれていますね)やドローンなんかも含まれるのではないかと思います。
ハードの世界から集めたデータをソフトの世界に渡すデジタル技術
モノがインターネットにつながることで、何が変わるのか。
それは、モノからデータを集めてこられるということです。
しかも、インターネットなので、モノがどこにあっても構わないのです。
地球の裏側にあるモノからでも集めることができるのです。
すなわち、IoTは、
です。
こう考えると、全体でのIoTの役割が見えて、勉強するにも理解しやすくなりますね。
非エンジニアのIoTの勉強のコツ
まずは、勉強に着手する前に、概要を掴んでおきましょう。
こちらのYoutube動画がおすすめです。非エンジニアの方も理解して、その後の勉強がしやすくなると思います。
ということです。
非エンジニアも勉強すべきおすすめデジタル技術 – ③RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)
そして、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)です。
ロボティクスといっても、デジタル技術で言われるロボはソフトウェアです。
RPAは、人が行う単純作業を自動化するのに役立ちます。
パソコンでシステムに文字や数字を入力したり、別々のレポートを突合したりなどはRPAの得意分野です。
非エンジニアの方もRPA開発時には、かなりの関与が求められます。
ノンプログラミングの部分を非エンジニアが作る、というケースはよくあります。
散らばったデータにアクセスするデジタル技術
会社がビジネスで扱うデータは大抵、複数の場所(システム)に分かれて保管されていますね。
これは、システムが特定の目的ごとに作られるものだからです。
当たり前ですね。
そのため、ひとつの業務プロセスの中で、こうした複数のシステムにアクセスする必要があります。
そこでRPAの出番です。
RPAは人の代わりにあちこちのシステムから横断的にデータを集めることができます。
すなわち、
という流れが見えますね。
非エンジニアのRPAの勉強のコツ
RPAについては、基本は無料の学習方法がおすすめです。
RPA製品を開発している会社が、自社RPA製品の学習コースを無料で提供していて、個人で勉強できるようになっていることが多いです。
ですので、敢えて有料コースで勉強する必要もなく、おすすめしません。
メジャーなRPA製品のひとつであるUiPathのホームページから無料で使えるツールをダウンロードして、無料学習コースで勉強するのが一番良い方法です。
研修教材は豊富に揃っています。
ただ、それでもUiPathは海外のソフトウェアなので、教材の日本語訳などが若干まだ不自然なところがあったりします。
念のため日本語で勉強できるUdemyのオンライン学習コースも紹介しておきます。
Udemyオンライン学習コース/【 RPA カレッジ 】 UiPath コース1 インストールから簡単なロボット作成体験 |
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非エンジニアも勉強すべきおすすめデジタル技術 – ④AI
AIというワードは、定義もまばらで難しいです。
ここでは、以下のように考えておきましょう。
データ分析は、機械的に判断して分析できることと、曖昧な判断をして分析することの組み合わせです。
その「曖昧な判断をして分析する」という部分がAIの役割ですね。
非エンジニアのAIの勉強のコツ
非エンジニアの方の学習の目安は、
です。
こちらの書籍が非常に分かりやすくておすすめです。
人工知能は人間を超えるか (角川EPUB選書) 松尾 豊 (著) |
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特に非エンジニアの方にとっては、この書籍を読むことでAIの種類である「ディープラーニング」と「機械学習」の違いが分かれば、合格点だと思います。
集めたデータの意味を読み解くデジタル技術
たとえば、自社製品に対するクレームのメールについて考えてみましょう。
クレームの内容について、外観についてなのか、機能についてなのか、サービスについてなのか。どの部分にクレームが多いかは、機械的に判断できますね。
では各々のクレームについて、どのくらい緊急で対処しなければならないか。
これを予測して担当者に知らせる場合、それはAIの領域です。
過去に緊急で対処しなければならなかったメールは自社に残っていますよね。
それをAIに学習させます。
そうすれば、AIは似たようなメールが来た時に、緊急の「可能性が高い」と予測できるわけです。
他にも、工場の製造機器に組み込まれたIoTがある場合。
IoTから送られるデータを元に、機器が重大な故障につながる「可能性が高い」と判断して、担当者に知らせたりもできますね。
デジタル技術全体の位置づけとしては、
という理解をしておきましょう。
かなり実践的な内容になってしまいますが、以下のUdemyのコースがおすすめです。
AIとIoTの連携について、かなり具体的なイメージを持つことができます。
ただ非エンジニアの方には詳細が理解しづらいと思います。
自信がない場合は、一旦当記事でデジタル全体での位置づけを押さえておけばOKです。
Udemyオンライン学習コース/【初心者向けAI・IoT講座】 ラズベリーパイ(Raspberry Pi)とOpenCVで作る簡単画像認識システム |
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非エンジニアも勉強すべきおすすめデジタル技術 – ⑤ブロックチェーン
最後に、ブロックチェーンです。
このブロックチェーンだけは、他の技術との関わり方少し違います。
ですが、重要なので加えておきますね。
非エンジニアの方にとっても、一番難しいデジタル技術だと思います。
ブロックチェーンの意義や機能は沢山あるのですが、ここでは、
と位置づけておきます。
誰から見ても安全にデータを記録するデジタル技術
これからの企業や個人の間での取引やコミュニケーションは、ブロックチェーンという基盤の上でなされるように変わっていきます。
ブロックチェーンは、これまで構築コストがかかっていた企業間、個人間でのデータの信頼構築メカニズムが、予め組み込まれているデジタル技術だからです。
今はまだ使われ方がきちんと見えていない部分が沢山あります。
ですので、勉強していてもフワフワとした感じがするかも知れません。
ビジネスへの応用部分を知りたいのに、探せば技術論の学習教材ばかり、なんてことも、ままあることでしょう。
そのくらい、ブロックチェーンは受け入れられるのが難しい技術なのです。
一部の人が使いたいと思っても機能させることはできません。
利用者の間でブロックチェーンは信用できるという認知が広がる必要があります。
ブロックチェーンのデータの信頼性が広まれば、使い道も増えていくはずです。
非エンジニアのブロックチェーンの勉強のコツ
ブロックチェーンについては、超入門の教材で、最初から丁寧に勉強するのが良いです。
非エンジニアの方も、まずは活用の意義や本質について、理解しておきましょう。
焦らず、じっくりと勉強して理解するのが近道です。
Udemyの以下のコースがおすすめです。2倍速で2回視聴しましょう。
Udemyオンライン学習コース/ブロックチェーンの仕組みをひとつひとつ図解 – 仕組みを紐解きながら最新状況・今後の活用方法まで体系的に |
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非エンジニアも勉強すべきおすすめデジタル技術 – まとめ
今回、非エンジニアの方も勉強すべきとして紹介したデジタル技術同士の関わりをまとめると、以下のような感じです。
- IoTで集めたデータや社内のさまざまなシステムが保管しているデータをRPAが集めて分析できるようにする。
- 機械的な判断ができないデータ分析はAIが補う。
- データ分析によって導かれたビジネスのアクションはブロックチェーン上に記録されて共有される。
こうしたデジタル技術同士の関りをまずは理解しましょう。
それから個々の技術について勉強すれば、理解も早まるはずです。
大事なので繰り返しになりますが、
です。
特に、非エンジニアの方は、要注意です。
どうしても「ツール」のようなイメージで各デジタル技術を捉えてしまいがちです。
各デジタル技術は、全体の中で決められた役割を担っているに過ぎないのです。
最後にもうひとつ。
デジタル技術を俯瞰的に見ることができるUdemyの学習コースをご紹介しておきます。
Udemyオンライン学習コース/【DX人材育成】人工知能(AI)×IoT×ブロックチェーンの技術と次世代ビジネスノウハウの基礎知識を獲得する講座 |
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以上です。