こんな疑問に答えていきます。
こんにちは!よんりん(Yonrin)です。
当記事を書いている私は、デジタル技術のコンサルタントです。
私自身の海外移住経験から、海外(特にIT関連)で働くことについて、お話しますね。
海外でキャリアを積んでみたいと考えているあなたは、今の時代に合ったグローバル感覚のある、素晴らしいビジネスパーソンだと思います。
海外でキャリアを積むことは、思いつきで出来ることではありませんが、特別な人だけにしか実現できないことではありません。
もしあなたが現役のシステムエンジニアなのであれば、十分に海外で働ける可能性があります。
システムエンジニアは世界中で必要とされる人材であり、プログラムは国に関係なくどこでも動くし、情報も比較的オープンでシェアされているからです。
SE(システムエンジニア)って海外転職できるの?SEが海外で働くときの日本との違いって何?国内と海外どちらがいいの? こんな疑問に答えていきます。 こんにちは!よんりん(Yonrin)です。当記事を書いている私は、デジタル[…]
この記事を読めば、システムエンジニアが海外で働く方法について、よく分かります。
SEが海外で働くための道筋はいくつかある
王道のパターンだけでも、結構ある気がします。
転職であれば、以下のような感じです。
日本にある外資系企業からの駐在
日系企業の海外支社、子会社への就職
海外に設立された日本人経営の企業への就職
海外の現地会社への直接の就職
海外に支社、子会社がある日系企業からの駐在
これが一番王道のような気がします。
いわゆる駐在員ですね。
ただし駐在員は選ばれし者
基本的に、駐在員は社内で選ばれし人が修行のような形で行かせてもらえるポジションであることが多いです。
まず、こうしたチャンスがある会社に転職した場合は、その会社で実績を作り信頼を得て、駐在員の枠を勝ち取る必要があります。
現地でも、「日本から来た人」という扱いで、ローカル社員からも(表向きは?)親しみを持って迎えられます。
業務内容はグローバルプロジェクトかマネージメント
もし日本本社のシステムを海外拠点にも導入する、というような案件があれば、そのサポートをするパターンも。
現地で買収した子会社への駐在であれば、エンジニアとしてではなく、若手であっても経営サポートのようなマネージメントの役割を担うこともあるようです。
日本に進出している外資系企業からの駐在
駐在もあれば、出張も多いのが外資系企業です。
外資系企業は海外メンバーとの関係構築も鍵
出張や研修など、外資系企業の場合は、短期であれば海外に行ける可能性が高いです。
そうしたチャンスを活かして、海外本社や支店の同僚とのコミュニケーションができれば、駐在や直接現地法人への就職までの距離がぐっと近くなります。
外資系企業では紹介制度もあり、海外本社の社員は知り合いを紹介入社させることで紹介料を貰えるようなインセンティブがあることも珍しくありません。
あなたのことを上司や人事に紹介しても良いと言ってくれる同僚とつながることができれば、一番の近道ですね。
ただし、このケースの場合は、所属している日本法人との調整をうまくやる必要があります。
日本法人内で筋を通さずにいきなり海外本社に移籍ということになれば、最悪の場合、取り消さざるを得なくなるケースもあるので要注意です。
日系企業の海外支社、子会社への就職
海外にある日系企業に直接就職するパターンもあります。
ケースは多くないですが、駐在員ではなく、現地社員として採用している日系企業の海外支社はあります。
この場合、駐在員との微妙な上下関係や、給与差(大抵駐在員の方が圧倒的に恵まれています)など、気になる人はいるようです。
海外に設立された日本人経営の現地企業への就職
割と大都市であれば、このパターンもあります。
特に日本人を条件に採用していないこともあるので、現地の採用情報を頑張って仕入れる必要があります。
現地の転職エージェントにコンタクトして聞いてみるのが一番早いはず。
LinkedInを使えば、気軽に現地転職エージェントにコンタクトできますよ。
海外の現地会社への直接の就職
これが一番、就職してからのハードルが高いですが、門戸は圧倒的に広いですね。
これもLinkedInや現地の転職サイト、glassdoorなどのグローバルプラットフォームを利用すると、情報収集しやすいと思います。
英語でプロフィールを登録していると、ヘッドハンターからの連絡は割と頻繁に来ます。
LinkedInのメッセージにはこんな感じで日本人を探しているリクルーターからの連絡もあります。
これは私への案件ではなく、誰か日本人を紹介してくれないかという内容。
「日本人」ということを求めている会社もありますし、日本人SEが海外のエンジニアと渡り合うための技術力、ということでは何の心配もありません。
まとめ
システムエンジニアが海外で働く方法について、まとめました。
日本にある外資系企業からの駐在
日系企業の海外支社、子会社への就職
海外に設立された日本人経営の企業への就職
海外の現地会社への直接の就職
国内企業を経由して行くのが楽ですが、敷居が高く時間がかかります。
外資系企業で一度短期の出張・研修などを経験してから、チャンスを広げるというのも手です。
行きたい国の現地企業への直接採用の情報収集や、LinkedInの英語化などはすぐに着手できるので進めてくださいね。
このあたりの書籍も海外でシステムエンジニアとして働くマインド作りに役に立つと思います。
エンジニアとして世界の最前線で働く選択肢 ~渡米・面接・転職・キャリアアップ・レイオフ対策までの実践ガイド 竜盛博 (著) |
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こちらはかなり具体的で、分かりやすいので、おすすめ。
会社辞めて留学、のパターンも網羅されています。読み物としても楽しいです。
文系の著者がいかにしてシリコンバレーのトップ企業のエンジニアになったか。
SEの海外転職がいかに身近なことなのか理解できると思います(ビザにも有利)。
TOEIC300点からの海外転職: 海外移住を手に入れろ! |
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外資系IT企業や、システムエンジニアからITコンサルタントとして海外転職を狙う場合だと、転職エージェントでは以下の3社がそのエリアに特化したメジャーどころです。
転職エージェントなので、彼らからすれば成約させることを目的としての対話にはなりますが、求人状況については鮮度の高い情報収集が可能なはず。
もちろん、海外で働くには大変なこともたくさんあります。
それらを差し引いてでも、必ず価値のある経験ができます。
今後の就職・転職活動のお役に立てば幸いです。
以上です。