個人でプラットフォームの開発の計画でつまづいたとき、どんな風に解決すればいいのですか?
こんな疑問に答えていきます。
こんにちは!よんりん(Yonrin)です。
当記事を書いている私は、デジタル技術のコンサルタントです。
この記事を読めば、個人でプラットフォームの開発の計画をすることについて、よく分かります。
2021年2月に入ってから、学習を兼ねて開発着手を少しずつ始めてから、2か月半。
ようやく動きそうなものが出来上がったので、振り返りつつ、記録をお伝えしたいと思います。
プラットフォーム自体は、もう少し後で紹介しようと思っています。
基本的なSNSや会員制ホームページが備えているような機能を作ることができました。
私は純粋なエンジニアではないですし、Pythonという言語も初めてでした。
ですが、良い学習教材に出会えたことで、早期にプロダクトの作成までたどり着くことできました。
プラットフォームの開発の計画
まずは、プラットフォーム開発の計画よりも、前の段階からです。
前回からスタートしたプラットフォーム開発準備については、こちらにまとめてあります。
プラットフォームのWebサービスを開発するには何から始めればいいの?プラットフォームの開発準備はどんなことをすればいいの? こんな疑問に答えていきます。 こんにちは!よんりん(Yonrin)です。プラットフォー[…]
前回のプラットフォーム開発の準備のつづき
Udemyでよさそうな教材を見つけて、受講するところのお話をしました。
結果的に、かなり役に立ったし、何度も必要な個所を見返しながら、開発のことも少しわかってきました。
受講後に、実際にそこそこ本格的なプロダクトが出来上がったことが、かなり大きかったです。
早期にプロトタイプができた理由は?
前回お話したのですが、アプローチとして、
というスタイルが成功しました。
そういう学習コースに出会うことができたのが、大きかったです。
かなりオススメ。
修了後に必ずそれなりのプロダクトが完成します。
【Python/Django3】Webアプリ作成からデプロイまで! |
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初心者向けのオンラインプログラミングコースは、結構長丁場のものが多いです。
最初に理論をがっつり10時間以上、のようなものもたくさんありますね。
ようやく作る頃には最初に学んだことを忘れかけて・・・。
と、ならないように、とにかく細かい説明はなく、講師の方が書くコードを写経のように、書き写していきます。
何を書いているのかわからないことも、何度も繰り返すので、徐々に頭に入ってきます。
書いて、動かして、書いて、動かして、というサイクルを何度も回します。
コースが終わるころには、サンプルの会員制ブログサイトがサーバで動かすことができます。
まったくの未経験者でも、問題なく成功する印象。
プロトタイプをブラッシュアップするために必要なことは?
教材サンプルといっても、なかなか実践的なものが作れます。
ひとたびサンプルの会員制ブログサイトが出来上がると、自分の考えていたものに変えていく作業を行います。
自分なりのプラットフォームの機能のうち、半分以上は、この教材を見直して作ることができました。
たとえば、ユーザ自身によるプロフィール情報の編集画面の追加や、コンテンツ投稿項目の追加、ユーザグループごとの処理の追加など、細かい機能や仕様を足すために、復習を兼ねて教材を見直しました。
そのうえで、もうひとつ、今度は割と教科書的に丁寧にプログラミング言語(Python)や利用するフレームワーク(Django)の説明をしてくれる教材も合わせて受講しました。
それがこちら。
Python + Django3 Djangoを基礎から応用まで、アプリケーション開発マスターpython付き |
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これがまた、かなり解りやすく、一度実際にプロダクトを作っている分、どんどん頭に内容が入ってきました。
最初の教材だけでは分からない部分も、この教科書的な教材で補うことができます。
たとえば、ホーム画面で「コンテンツを見る」というボタンを押したとき、ログインしていなければログイン画面(あるいはサインアップ画面)に移るというような処理も、この教材で学びました。
また、他のSNSを使ったログイン処理(「Googleアカウントでログイン」のようなもの)も、学習・即適用可能です。
プラットフォーム開発の計画時に考えておくべきことは?
そもそも、どんなものをプラットフォームとして作っていて、どんなことを考えているのか。
それに合わせて、どんなことを計画すべきなのかについても、お話します。
考えるべきプラットフォームのサービスモデルとは?
まずは、「プラットフォーム」について。
私が考えているサービスモデルには、2つの原則があります。
原則②:別のユーザがコンテンツを消費することができる
せっかく作ったプラットフォームです。
できれば大きくなってほしい。
プラットフォームが大きく成長するためには、コンテンツの充実が必要です。
なぜこの2つの原則が必要なのか?
それは、この2つが、プラットフォームを大きく成長させるカギになるからです。
私はプラットフォームの運営に徹します。
プラットフォームの運営がコンテンツを作るのではなく、ユーザが作れるようにすること。
そして、ユーザが作ったコンテンツを別のユーザが閲覧すること。
そうしたモデルを目指しています。
ブログで考えると、個人ブログは、「運営=ブログ投稿者」ですが、もしブログがプラットフォームであれば、記事を書くのは多数のライターということになります。
ブログプラットフォームの運営は、ブログ投稿の場とテーマを用意しておく。
コンテンツは、ユーザが作り、ユーザが消費する。
プラットフォームの開発の計画段階では、そうしたサービスモデルを案として考えておく必要があります。
プラットフォームのモデルの必然性とは?
とにかく、ひとりで仕様を考えて、ひとりで開発・運用。
これを考えると、お仕事もあるし、コンテンツを作る余裕がない。
だったら、コンテンツは作ってもらうしかないですね。
YouTubeの動画だって、Google社がすべて作れるものではありません。
Google社はコンテンツを作らなくても、プラットフォームには新しいコンテンツがどんどん増えていきますね。
コンテンツを作るためのリソース(労力、時間)がない。
だけど、作りたいプラットフォームのイメージがある。
そういう場合は、プラットフォームのサービスモデルが必然です。
まとめ
プラットフォームの開発の計画について、主にプラットフォームのサービスモデルに関してお伝えしました。
プラットフォーム開発の初期のアプローチは、以下の通り。
プラットフォームのサービスモデルの原則は、以下の通り。
原則②:別のユーザがコンテンツを消費することができる
色々とプラットフォームの基本機能を作りこむにあたって、ひとまずバックログ(作るものリスト)を作りました。
開発しながらどんどん追加していったのですが、考え方のコツのようなものが、見えてきました。
次回はそのあたりにも触れていきたいと思います。