プラットフォームの開発の計画【個人開発】

  • 2021年4月7日
  • 2022年10月30日
  • DIGITAL
 
個人プラットフォームの開発をしようと思って計画を始めたのだけど、最初はどんなことにつまづくのですか?
個人プラットフォームの開発の計画でつまづいたとき、どんな風に解決すればいいのですか?

こんな疑問に答えていきます。

こんにちは!よんりん(Yonrin)です。
当記事を書いている私は、デジタル技術のコンサルタントです。

この記事を読めば、個人プラットフォームの開発の計画をすることについて、よく分かります。

 
よんりん
今、ようやく最初のプラットフォームが形になりつつあるところです。

2021年2月に入ってから、学習を兼ねて開発着手を少しずつ始めてから、2か月半。
ようやく動きそうなものが出来上がったので、振り返りつつ、記録をお伝えしたいと思います。

プラットフォーム自体は、もう少し後で紹介しようと思っています。

基本的なSNSや会員制ホームページが備えているような機能を作ることができました。
私は純粋なエンジニアではないですし、Pythonという言語も初めてでした。

ですが、良い学習教材に出会えたことで、早期にプロダクトの作成までたどり着くことできました。

プラットフォームの開発の計画

まずは、プラットフォーム開発の計画よりも、前の段階からです。
前回からスタートしたプラットフォーム開発準備については、こちらにまとめてあります。

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前回のプラットフォーム開発の準備のつづき

Udemyでよさそうな教材を見つけて、受講するところのお話をしました。

結果的に、かなり役に立ったし、何度も必要な個所を見返しながら、開発のことも少しわかってきました。
受講後に、実際にそこそこ本格的なプロダクトが出来上がったことが、かなり大きかったです。

早期にプロトタイプができた理由は?

前回お話したのですが、アプローチとして、

「とにかく動くものを一度作ってみて、後から細かい理論を学ぶ」

というスタイルが成功しました。

そういう学習コースに出会うことができたのが、大きかったです。
かなりオススメ。

修了後に必ずそれなりのプロダクトが完成します。

【Python/Django3】Webアプリ作成からデプロイまで!

初心者向けのオンラインプログラミングコースは、結構長丁場のものが多いです。
最初に理論をがっつり10時間以上、のようなものもたくさんありますね。

ようやく作る頃には最初に学んだことを忘れかけて・・・。

と、ならないように、とにかく細かい説明はなく、講師の方が書くコードを写経のように、書き写していきます。

何を書いているのかわからないことも、何度も繰り返すので、徐々に頭に入ってきます。

書いて、動かして、書いて、動かして、というサイクルを何度も回します。

コースが終わるころには、サンプルの会員制ブログサイトがサーバで動かすことができます。
まったくの未経験者でも、問題なく成功する印象。

プロトタイプをブラッシュアップするために必要なことは?

教材サンプルといっても、なかなか実践的なものが作れます。
ひとたびサンプルの会員制ブログサイトが出来上がると、自分の考えていたものに変えていく作業を行います。

自分なりのプラットフォームの機能のうち、半分以上は、この教材を見直して作ることができました。

たとえば、ユーザ自身によるプロフィール情報の編集画面の追加や、コンテンツ投稿項目の追加、ユーザグループごとの処理の追加など、細かい機能や仕様を足すために、復習を兼ねて教材を見直しました。

そのうえで、もうひとつ、今度は割と教科書的に丁寧にプログラミング言語(Python)や利用するフレームワーク(Django)の説明をしてくれる教材も合わせて受講しました。

それがこちら。

Python + Django3 Djangoを基礎から応用まで、アプリケーション開発マスターpython付き

これがまた、かなり解りやすく、一度実際にプロダクトを作っている分、どんどん頭に内容が入ってきました。

最初の教材だけでは分からない部分も、この教科書的な教材で補うことができます。

たとえば、ホーム画面で「コンテンツを見る」というボタンを押したとき、ログインしていなければログイン画面(あるいはサインアップ画面)に移るというような処理も、この教材で学びました。

また、他のSNSを使ったログイン処理(「Googleアカウントでログイン」のようなもの)も、学習・即適用可能です。

プラットフォーム開発の計画時に考えておくべきことは?

そもそも、どんなものをプラットフォームとして作っていて、どんなことを考えているのか。

それに合わせて、どんなことを計画すべきなのかについても、お話します。

考えるべきプラットフォームのサービスモデルとは?

まずは、「プラットフォーム」について。

私が考えているサービスモデルには、2つの原則があります。

原則①:ユーザがコンテンツを作ることができる
原則②:別のユーザがコンテンツを消費することができる

せっかく作ったプラットフォームです。
できれば大きくなってほしい。

プラットフォームが大きく成長するためには、コンテンツの充実が必要です。

なぜこの2つの原則が必要なのか?

それは、この2つが、プラットフォームを大きく成長させるカギになるからです。

私はプラットフォームの運営に徹します。

プラットフォームの運営がコンテンツを作るのではなく、ユーザが作れるようにすること。
そして、ユーザが作ったコンテンツを別のユーザが閲覧すること。

そうしたモデルを目指しています。

ブログで考えると、個人ブログは、「運営=ブログ投稿者」ですが、もしブログがプラットフォームであれば、記事を書くのは多数のライターということになります。

ブログプラットフォームの運営は、ブログ投稿の場とテーマを用意しておく。
コンテンツは、ユーザが作り、ユーザが消費する。

プラットフォームの開発の計画段階では、そうしたサービスモデルを案として考えておく必要があります。

プラットフォームのモデルの必然性とは?

とにかく、ひとりで仕様を考えて、ひとりで開発・運用。
これを考えると、お仕事もあるし、コンテンツを作る余裕がない。

だったら、コンテンツは作ってもらうしかないですね。

YouTubeの動画だって、Google社がすべて作れるものではありません。

Google社はコンテンツを作らなくても、プラットフォームには新しいコンテンツがどんどん増えていきますね。

コンテンツを作るためのリソース(労力、時間)がない。
だけど、作りたいプラットフォームのイメージがある。

そういう場合は、プラットフォームのサービスモデルが必然です。

まとめ

プラットフォームの開発の計画について、主にプラットフォームのサービスモデルに関してお伝えしました。

プラットフォーム開発の初期のアプローチは、以下の通り。

・とにかくプロダクトを作る。そういう学習教材を選ぶ。
・プラグラミング学習はまず何か作ってみてから詳細に理論を学べる学習教材を使うと効果的。

プラットフォームのサービスモデルの原則は、以下の通り。

原則①:ユーザがコンテンツを作ることができる
原則②:別のユーザがコンテンツを消費することができる

色々とプラットフォームの基本機能を作りこむにあたって、ひとまずバックログ(作るものリスト)を作りました。
開発しながらどんどん追加していったのですが、考え方のコツのようなものが、見えてきました。

次回はそのあたりにも触れていきたいと思います。