こんな疑問に答えていきます。
こんにちは!よんりん(Yonrin)です。
当記事を書いている私は、デジタル技術のコンサルタントです。
やりたい仕事、やりたくない仕事、いろいろありますよね。
けれど、仕事をしていて、
と本気で思ったときは、全力で取りに行くべきだと思います。
自分だけで思い通りにならないときは、社内政治を使って取りにいきます。
全員ができるわけではない仕事、人選もブラックボックスなことが多いです。
けれど、できる限り上手にアピールできれば、その仕事が回ってくる可能性はぐっと高くなります。
この記事を読めば、やりたい仕事をするための社内政治を使った仕事の選び方が分かります。
社内政治を使った仕事の選び方
給料を上げたい。
出世したい。
会社で仕事をしていると、色々な思いがありますよね。
そして、能力は同じなのに、それが叶いやすい人と、そうでない人がいる。
社内政治のやり方を見直してみると、少し状況が変わるかも知れません。
そういう私も社内政治と聞くと、割と拒否反応が起こるタイプです笑
平穏無事が何よりです。
けれど、キャリアを振り返ってみると、割と思い通りに事が運んでいます。
恐らく、無意識に社内政治をしていたのだと、今は自己評価しています。
自分の思い通りの仕事をしたい場合、社内政治でやることは以下の3つです。
- やりたい仕事を見つける
- 決定権のある人を探し出す
- 大義名分を考えて伝える
シンプルですが、これだけです。
ひとつずつ、見ていきましょう。
仕事の選び方① やりたい仕事を見つけよう
昇給や出世も、仕事の成果あってのものです。
考え方の順番としては、
という流れが王道だと思います。
奇抜な方法で瞬間最大風速に乗って出世しても、後が続きません。
自信がなくなるか、信用がなくなって、ドロップアウトしてしまうでしょう。
仕事の選び方、と言っても選びたい仕事がなければ始まらないので、ここでしっかり軸を定めておきましょう。
仕事の選び方② 決定権のある人を探し出そう
さて、やりたい仕事が見つかったとき。
まずは誰がその仕事の人員決定権を持っているかを探しましょう。
決定権を持っている人に影響力のある偉い人が見つかると、なお良しです。
決定権や影響力のある人と直接話すことはできなくても、その人たちと話すことが出来る人を見つけましょう。
社内政治の基本は、社内で自分の関心事に対して力のある人を見極め、アクセスすること。
仕事の選び方としては、選ぶ力を持っている人へのアクセスを考えるのが近道です。
仕事の選び方③ 伝え方を気にしよう
誰にアピールすればよいかがわかれば、希望の仕事を担当できる可能性はぐっと上がります。
まずは、その仕事をやりたい理由を考えてください。
自分がやりたい理由です。
それから、これが一番重要なのですが、
会社の方針や事業計画、ホームページや採用情報、有価証券報告書、など何でも良いです。
自分がその仕事に関わることにマッチするものを探し出しましょう。
たとえば、会社の方針として、
- 若手に挑戦する機会を与える
- 女性に責任のある仕事を任せる
- 英語の使える人材を増やす
などを事業方針書などから見つけます。
何でもいいです。
そして、自分がその仕事につくことが、これらの大義名分を果たすためのことであるということをアピールします。
大義名分は、数が多いほどいいです。
自分にしか当てはまらなくなるくらいまで、たくさん条件を見つけることができれば完璧です。
たとえば、あなたが、若手かつ女性で、英語が必要な仕事につきたいとします。
上記のような例がみつかれば、その会社の方針をそのまま、あなたがその仕事につきたい理由にしてしまうのです。
それぞれの大義名分はどこから取ってきても大丈夫です。
とにかく自分に当てはまるものを探す事。
仕事の選び方は、大義名分の選び方でもあるということです。
そして、自分の理由だけではなく、会社の理由をあたかも自分の理由であるかのように話す事(もちろん自分自身の理由も必要です)。
そうすれば、意思決定をする方も、余程の出来レースでない限り、優先順位を上げようと思うはずです。
社内政治の学び方
社内政治、上手くできるようになりたいと思いますよね。
私も社内政治は好きではないですが、少なくとも翻弄はされない程度に知っておきたいと思って、結構たくさんの本を読んできました。
そのうち、特に良かったと思えたものを紹介しますね。
色々読みましたが、言葉は悪いですが「悪どい」ものは好きになれず、また正しいとも思えなかったので、紹介していません。
① 社内政治の教科書
社内政治の教科書 高城 幸司 (著) |
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オーソドックスな内容です。
けれど、時々読み返して、新しい気づきがあります。
まず、人に与える – ただし、「善人」になってはならない
とか、正しく意味を理解しておいて良かったと思い返すこともたくさん。
② ダークサイド・スキル 本当に戦えるリーダーになる7つの裏技
ダークサイド・スキル 本当に戦えるリーダーになる7つの裏技 木村 尚敬 (著) |
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タイトルだけ見ると、モラルのない悪そうな本ですが笑
ご安心ください。
本音と建前の板挟みにあいやすいミドルリーダー向けのソフトスキルについて書かれた本です。
以前、News Picksでも特集記事があって、興味を持って読んでみました。
ダークサイドとブライトサイド、表と裏をどのように使い分けて、企業の潤滑油になるか、というテーマ。
社内政治や、仕事の選び方に関する考え方にも、影響すると思います。
③ 残酷すぎる成功法則
残酷すぎる成功法則 エリック・バーカー (著), 橘玲 (監修, 翻訳), 竹中てる実 (翻訳) |
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米国のブロガーが書いていた好評記事から書籍になったもの。
科学的アプローチの文献などを元に、エビデンスベースで誰が社内で勝者となるか、について考察されています。
「与える人」と「奪う人」どちらが社内で出世するか。
そして、社会的に成功するのはどちら?
そんなテーマで書かれていて、読み物としてとてもおもしろい。
会社で実践できる何かが書かれているわけではないけれど、生き方のヒントにはなると思います。
仕事の選び方も含め、重要な選択を迫られたときに、何をもって決断するのか、示唆に富んだ本です。
④ 「30代で年収3000万」の人は、いつも何を話しているのか? お金も地位も引き寄せる「肉食系」のコミュニケーション術
「30代で年収3000万」の人は、いつも何を話しているのか? お金も地位も引き寄せる「肉食系」のコミュニケーション術 午堂 登紀雄 (著) |
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これもタイトルはどぎついですが・・・笑
内容は、いたってまともに、力強いメッセージが書かれています。
少し体育会系な感じですが、こういうメンタルのが必要な場面も会社にはあるのだろうと思います。
使う「言葉」を変えれば、自分を変えられるという話。
会社なの中でどのように人心を掌握するか。
イマイチ社内政治を割り切って考えられない、仕事の選び方を考えずに与えられた仕事を全うすることを考えている、というあなたにはおすすめです。
少し違った角度のものの見方が、考え方を深めてくれるはず。
⑤ 人を動かす
人を動かす 新装版 デール カーネギー (著), Dale Carnegie (著), 山口 博 (著) |
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こちらはクラシックですが、とても示唆に富んでいる一冊。
エピソード形式なので、生き生きとした読み物として楽しめます。
私もこの本を読んだことで、何度も不要な社内の争いを避けることができました。
社内政治、というと少し角度が違うかもしれませんが、最後に行き着くスタイルはここかなあという感じです。
誰もが好きになるのは、結局この本が説くような人格者だと思います。
小手先のテクニックは書かれていません。
けれど組織の中で、部下を動かす立場にあるあなたに、おすすめです。
まとめ
社内政治を使った仕事の選び方について、書きました。
以下の3つに気をつけましょう。
決定権のある人を探し出そう
伝え方を気にしよう
以上です。