40代の転職は後悔する?

  • 2020年10月15日
  • 2022年3月20日
  • CAREER
40代転職はしない方がいいの?40代転職したら後悔するの?

こんな疑問に答えていきます。

こんにちは!よんりん(Yonrin)です。
40代の転職は年齢的にも後悔は避けなければなりません。

これまで長年勤めてきた古巣をやむなく去る人。
最後のキャリアアップに踏み切る人。

 社内の人脈や業務ノウハウという資産を手放すのは正しい選択なのだろうか。
 実際に転職してみたものの、この先うまくいくのだろうか。

そんな不安を抱える40代は多いです。

けれど安心してください。
転職のやり方を誤らなければ、40代の転職は必ず上手くいきますよ

40代の転職で後悔しない方法

40代の転職で後悔しないためには、予め後悔する原因を知って、事前に対処しておく必要があります。

40代の転職で気をつけることの全体像を先にお知りになられたいあなたは、まずはこちらからどうぞ。

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40代の転職で後悔する原因

40代の転職で後悔する原因は、主にこれまで積み重ねた「実績」や「経験」に基づくものが多いようです。

実績や経験はもちろんあなたにとってのプラスの資産ですが、逆にそれがあるからこそ後悔する原因になることも。

 年収の大幅ダウン
 入社後に思ったように成果が出せない
 長期的なキャリアが描けない

年収の大幅ダウンによる後悔

これまでと異なる職種や、都市部から地方への移住などで、年収が大幅に下がることがあります。

これは転職前にわかることではあるのですが、いざ起こってしまうと何かにつけて後悔しがちです。

特に前職と同じか、それ以上に大変な仕事をこなす必要が出てきたとき、精神的にもかなり辛くなることは想像できますよね。

とはいえ、ある程度の年収ダウンも覚悟の上で転職ということもあるでしょう。
その場合でも、自分の中での最低許容ラインは必ず設定しておくべきです。

あなたの価値は、あなたが思うほど決して低くありません。
仮に年収ダウンを覚悟していても、交渉は前職と同水準からスタートさせるべきです。

入社後に思ったように成果が出せないことによる後悔

入社後は、期待されていることもあり、すぐに成果を出すことに焦りを覚えることもあると思います。

せっかく受け入れてもらった転職先で、良いスタートを切りたいと思うことは普通です。

けれども、前職での仕事で何かと支えてくれていた人がいたということは、いなくなってから気がつくものです。

新しい職場環境でスムーズにものごとが進まないと、ついつい「前の会社だったなら、こんなことにならいのに」と考えて後悔してしまうこともあるでしょう。

慣れない環境、しかも人脈もほぼないような場所で前職よりもパフォーマンスが落ちることは、おかしなことではありません。

うまくいかないことがあれば、それは逆に新しい社内に人脈を作るチャンスです。
色んな人に相談しながら、誰がどのようなサポートをしてくれるのかを逆に見極めるくらいのスタンスでいいと思いますよ。

長期的なキャリアが描けないことによる後悔

もし前職に不満があったり、どうしても急いで退職しなければならない事情があった場合、意外と長期視点を見逃したまま転職してしまう人がいるようです。

40代であれば、まだまだ、長い人で20年以上働く時間が残っています。

前職での残り20年と、次の職場での残り20年は、転職前にきちんと比較して考えておくべきです。

取り敢えずすぐに転職できることを優先して入社して、長期的なキャリアが見通せない、という後悔をしながら働くのは地に足がついた感じがしませんね。

しかもこの後悔は、入社後しばらく経たないと実感できないものなので、入社する前からきちんと考えておきたいポイントです。

ここ数年の流れから、ITのバックグラウンドあるなしに、当面「デジタル」が人材市場のキーワードになっています。

中長期のキャリアを考えるうえでも、スキルアップのプランも持っておくと安心です。

非エンジニアの方がデジタルについて学び始める場合は、こちらの「デジタル人材(非エンジニア)になるためのロードマップ【保存版】」もご参考にしてください。

40代の転職で後悔しない人

40代の転職で後悔しない人は、以下のことがしっかりできています。

 年収の目標値、最低妥協ラインが明確
 入社後の自分を正しく自己評価できる
 長期的なキャリアのイメージをすり合わせる

ひとつずつ見ていきましょう。

年収の目標値、最低妥協ラインを明確にすれば後悔しない

転職において、たとえ年収がダウンしたとしても年収面で後悔しない人というのは、予め目標値と最低妥協ラインを明確にしてから転職活動を始めた人です。

転職先に言われるがままの年収を受け入れたとき、それが前職を大幅に下回るような場合は、大抵の場合、後悔します。

大切なことなので繰り返しますが、あなたの価値は、あなたが思うほど決して低くありません。

年収ダウンがやむを得ない場合でも、必ず最低妥協ラインは守るようにしましょう。転職活動を始めてから設定するのではなく、必ず転職活動前に設定します。

40代で転職活動をはじめてから設定しようとすると、下振れしがちです。

入社後の自分を正しく自己評価する心構えがあれば後悔しない

まず必要以上に入社後の成果について自分にプレッシャーをかけ過ぎないこと。

40代で経験豊かであろうとも個人の力には限界があります。

今までサポートしてくれていた人たちのことは、いなくなった環境で働いてみて初めてわかることもあるでしょう。

入社後に力が入りすぎて、思った成果が出ずに転職を後悔する、というのは非常にもったいないことです。

何より今の自分のパフォーマンスを精確に評価できるのは、未来の自分自身だけです。

確かに客観的な評価は大切ですが、他人の目に触れない部分の評価はしっかり自分ですることが大事です。

周囲の目を気にしすぎた自己評価は、後悔のもと。

パフォーマンスは出にくくて当然、時間がかかろうとも、徐々にパフォーマンスがあげられる方向にすすんでいるかどうかが大事です。

長期的なキャリアのイメージがあれば後悔しない

転職先で長期的なキャリアが見えるかどうかは、正直入ってみたいことには分からないでしょう。

それでも、転職活動の時点で、面接や実際働いている人との会話の中で、どのような長期的キャリアを持っているのかを必ず確かめるべきです。

年次的にもキャリアが自分より上の人と、なるべく転職活動中の段階で話をする機会をもたせてもらって、どういうキャリアプランを立てて今までやってきたのかを聞くようにしましょう。

どんなに急を要する転職であっても、直近の視点だけで転職してしまうと、時間が経って長期的なキャリアが描けいない時に後悔の思いが強まってしまうでしょう。

40代であることを考えれば、どのようなチームを持って、どのように組織を変える原動力になっていくのか、ビジョンを心に持ちつつ転職先と話し合いましょう。

まとめ

40代の転職で後悔する原因と、その対処・回避方法をまとめました。

40代の転職で主に避けたい後悔の原因は、この3つ。

 年収の大幅ダウン
 入社後に思ったように成果が出せない
 長期的なキャリアが描けない

それから、40代の転職で後悔しないための対処法は、この3つ。

 年収の目標値、最低妥協ラインが明確
 入社後の自分を正しく自己評価できる
 長期的なキャリアのイメージをすり合わせる

40代の転職には、固有の後悔しやすいポイントがあります。

逆に言えば、こうしたことにしっかり対処していれば、必ず後悔することのない良い転職ができます。

※最後にですが、40代の転職に合った転職サービスを利用することも大切です。まずは、JACリクルートメントで、利用層は30代後半から40代、そして40代の利用者が最も多いので安心して利用できます。役職と年収を重視するならDODA(ハイクラス)が探しやすい。
それから、もう少し幅広くということであれば、案件的にはパソナキャリアtype転職が充実していて、評判も良いです。

あなたの40代がが幸せでありますよう。

今回は、以上です。