プログラミング学習後の個人開発のアイデアの考え方

  • 2021年4月30日
  • 2022年10月30日
  • DIGITAL
 
プログラミング学習したので、自分で何かを個人開発したい。どうやって個人開発のアイデアを考えたらいいの?

こんな疑問に答えていきます。

こんにちは!よんりん(Yonrin)です。
当記事を書いている私は、デジタル技術のコンサルタントです。

この記事を読めば、プログラミング学習後に、何を個人開発すれば良いのかについて、よく分かります。

せっかく身に着けたスキル、活かさない手はありません。
けれども、そんなあなたのスキルを横取りしようとする人は、沢山います。

他人や会社のためにプログラムを書くのではなく、自分の利益のために書きましょう。

この記事は、Code for Self (自分のためにプログラムを書こう)の考え方に基づいています。

個人開発のサービスを作るときに気をつけることは?

ネット上の記事や、Youtubeなどで、「Webサービス」という言葉を見ますね。
インターネットを使った個人開発のサービスのことです。

個人開発をする場合、どんなサービスが良いか、ということを考えてみたいと思います。

個人開発のサービス運営には壁がある?

個人開発の壁は、限られたリソースと時間です。
たったひとりで開発するため、なかなかコンテンツの更新もままなりません。

発想の転換が必要です。

インスタグラムの買収時の社員数を知っていますか?

インスタグラムは、Facebookに約10億ドル(約810億円)で買収されました。
当時の社員、わずか13人。

たった13人で開発していたアプリに、なぜそこまでの高い買収額がついたのか。
それは、アプリケーションがプラットフォームだったからです。

プラットフォームのマジックとは?

社員が13人であることもそうですが、売上高はいくらだったのでしょう?
答えは、ゼロです。

社員13人、売上高ゼロの会社が、約10億ドル(約810億円)。

ただ、ひとつ、大きな数字がありました。

それが何だかわかりますか?

ユーザ数です。

たった1年半で3000万人までユーザを増やしていたのが、インスタグラムのすごいところでした。

なぜユーザ数が多いと価値が上がるのか?

価値にはいろいろな種類がありますが、この記事の文脈で説明したいことはひとつ。

ユーザが多いサービスを開発する、ということは、コンテンツの量が自然と多くなる、ということ。

どういうことか?

インスタグラムのユーザは、アプリで写真を見に来ます。
インスタグラムの、ハイセンスで、膨大な写真。

では、誰がその写真を投稿しているのでしょうか?
インスタグラムの13人の社員でないことは、明らかですね。

コンテンツを自分で作らなくても、ユーザが増やしてくれる。

これなのです。

プラットフォームって何?

個人開発にオススメなのは、プラットフォーム開発です。

コンテンツは何でもいいと思いますが、とにかくユーザがコンテンツを増やしてくれるようなものを作る。

そういうサービスが個人開発には向いています。

自分がコンテンツの提供者になるようなモデル(SaaSのようなもの)を作ると、必ずリソースの問題に突き当たります。頼れるのは自分だけですからね。

プラットフォームについては、こちらの本が大変参考になります。
おもしろいので、是非読んでみてください。

プラットフォーム・レボリューション PLATFORM REVOLUTION――未知の巨大なライバルとの競争に勝つために
ジェフリー・G・パーカー (著), マーシャル・W・ヴァン・アルスタイン (著), サンジート・ポール・チョーダリー (著)
プラットフォーム革命――経済を支配するビジネスモデルはどう機能し、どう作られるのか
アレックス・モザド (著), ニコラス・L・ジョンソン (著), 藤原朝子 (翻訳)

作るもののアイディアをいろいろ出したくなるはずです。

少し、プラットフォームの例を挙げますね。

 食べログはコンテンツを作らなくても、ユーザがコンテンツを作ってくれる
 楽天は、在庫を抱えなくても、さまざまな種類の小売店が商品を増やしてくれる
 Googleは動画を作らなくても、ユーザがYoutube上に動画を投稿してくれる

つまり、あなた自身は何も産み出さなくても、誰かがそれをあなたの開発したプラットフォーム上で行えるようにしておけばよい。そういうことです。

アイディアがなんとなくできたら、次にすることは?

まずは作ってみましょう。

MVP(Minimum Viable Product)= 実用最小限の製品という言葉があります。
とにかくシンプルな、一番重要な機能だけを実装したものを作るという考え方です。

とはいっても、どこから、どのように作っていいのかわからない。
自分のパソコンで動くものができても、いざ本番運用ってどうすればいいの?

心配ありません。

オンライン講座には、いくつも実践的なものがあり、受講完了時に、それなりのプロダクトを作れるものがあります。

講座はこちらが、おすすめです。

【Python/Django3】Webアプリ作成からデプロイまで!

私も、この講座の受講後3か月程度で、ある程度のプロダクトのリリースまでこぎつけました。

実際に作ったものについては、こちらのシリーズにまとめていますので、よろしければどうぞ。

まとめ

プログラミング学習後の個人開発のアイデアの考え方について、まとめました。

リソース、時間を考えると、個人開発として筋がいいのは、プラットフォームのサービスです。
まずは、書籍などで事例を研究して、アイディアを練りましょう。

そして、サービスをいち早くリリースするためには、オンライン講座です。

何よりも、アイディアを思いついて作りたいものがあると、学習速度は驚異的に早まります。

モチベーションもかなり高いです。

自分のためにプログラムを書いて、幸せになりましょう。

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