こんな疑問に答えていきます。
こんにちは！よんりん（Yonrin）です。
当記事を書いている私は、デジタル技術のコンサルタントです。
この記事を読めば、Roblox（ロブロックス）で子供が何を学べるのか、どういう学習ができるのかについて、よく分かります。
概要は理解したけれどRoblox（ロブロックス）の安全性が気になる、という人はこちらの記事もどうぞ。
Roblox（ロブロックス）は子供にとって安全なゲームなの？Roblox（ロブロックス）で子供が遊ぶと、どんな危険があるの？ こんな疑問に答えていきます。 こんにちは！よんりん（Yonrin）です。当記[…]
子供に人気のRoblox（ロブロックス）とは？
Roblox（ロブロックス）とは、パソコンやiPhoneなどのモバイルで遊ぶことができる、ゲームのプラットフォームです。
「Roblox（ロブロックス）」というスマホ向けのアプリもあります。
小学生の子供に好きなゲームは？と聞くと、「Roblox（ロブロックス）」という答えが返ってきます。
でも、正確にはRoblox（ロブロックス）はゲームの名前ではなくプラットフォームの名前です。
「Roblox（ロブロックス）」というゲームは存在しません。
「ゲームではなくゲームのプラットフォーム？」と、こんがらがってしまいますよね。
このあたり、少し説明します。
Roblox（ロブロックス）はオンライン・ゲーム・プラットフォーム
Roblox （ロブロックス） をスマホアプリやパソコンで開くと、ゲームが始まるのではなく、沢山のゲームが表示されます。
こんな感じですね。
つまり、iPhoneでいうところの、App Store、Google PhoneでいうところのGoogle Play Storeのような感じです。
Roblox（ロブロックス）で遊んでいる子供たちは、つまり、この中から好きなゲームを選んで遊んでいるのです。
ちなみに、その数、4000万件以上。
どうやってそんなにたくさんのゲームが存在できるのでしょうか？
Roblox （ロブロックス） の特徴を知れば、もう少し理解が進みます。
Roblox（ロブロックス） の特徴とは？
Roblox （ロブロックス） のプラットフォーム上にあるゲームと、他のスマホゲームは何が違うのか？
実は、Roblox （ロブロックス） のユーザは、ゲームを遊ぶだけではありません。
Roblox（ロブロックス）は遊べる、作れる、共有できる
Roblox （ロブロックス） では、自分でもゲームを作ることが出来て、それを共有することができるのです。
iPhoneやGoogleのアプリも、沢山の開発者がいて、沢山のゲームを共有しているけど、何が違うのか？
大きな違いがひとつあります。
これが、Roblox （ロブロックス） の大きな特徴です。
4000万種類のゲームの主人公は、あくまでも、参加するユーザ自身のアバターなのです。
A子ちゃんとB男くんが同じゲームを遊んでも、主人公は、それぞれなのです。
Roblox （ロブロックス） では、ゲームを遊ぶ前に自分のキャラクターを作る必要があります。
好きな顔、肌の色、髪型、服、アクセサリなど、自分の好きなキャラクターにカスタマイズします。
その愛着あるキャラクターを使って、色々なゲームを遊ぶことができるのです。
Roblox（ロブロックス） はメタバースなのか？
最近、よく聞く「メタバース」というキーワードがありますね。
運営会社としてのRoblox（ロブロックス）はメタバースという言葉で自分たちのビジネスを定義しています。
上述の特徴を理解すると、しっくりきますよね。
自分のアバターは、個々のゲームに依存せず、その上位（メタ）に位置します。
確かにメタバースという言葉の定義もあやふやなところもあります。
けれども、 Roblox（ロブロックス） が考えるメタバースというワードのコンセプトは、何となくわかりますよね。
マリオや、ロトの勇者に感情移入するタイプのゲームとは、一線を画しているのです。
なので、Roblox（ロブロックス） はメタバースのサービスだと私は思っています。
子供はRoblox（ロブロックス）でゲームを作れるのか？
誰でもゲームが作れて、4000万種類以上のゲームが、プラットフォームに存在する。
何やらプログラミング教室でもRoblox（ロブロックス）を取り上げているケースがあるようです。
では、その難易度はどの程度なのか？と気になりますよね。
子供がRoblox（ロブロックス） でゲームを作る方法とは？
Roblox（ロブロックス） のゲーム作成は、パソコン１台あれば完結します。
事前準備もほぼ不要。
Roblox（ロブロックス） のユーザ登録をするだけです。
ゲームを遊ぶのに登録が必要で、そのゲームユーザの情報を開発ユーザとしても使うことができるようになっています。
Roblox（ロブロックス）のゲーム を作るには、roblox studioというツールが必要です。
こちらも無料でダウンロードすることができます。
ただ、 Roblox （ロブロックス） で作ったゲームは、Robloxのプラットフォーム上でしか遊ぶことができません。
将来的には Roblox （ロブロックス） が他のサービスと統合されて、自分のキャラクターが Roblox （ロブロックス） の世界を飛び出すかも知れません。
それこそが真のメタバースなのですが、今のところはそうなっていません。
Roblox（ロブロックス）でのゲームの作り方が知りたいです。子供にもRoblox（ロブロックス）でゲームを作れますか？Roblox（ロブロックス）でゲームを作るのにはプログラミングが必要ですか？ こんな疑問[…]
子供がRoblox（ロブロックス） でゲームを作るのにかかる時間は？
まず、結論からですが、わたしの子供は小学校低学年ですが、１日（４、５時間程度）でゲームのひな型を仕上げてオンラインに公開できました。
それほど、簡単にできる仕組みが用意されてあります。
学校でScrach（スクラッチ）を使った授業があるようですが、ほぼプログラミング経験はなし。
サポートはしましたが、わたしが思っていたよりも、はるかに敷居が低かったです。
4000万種類ものゲームがあるのも理解できます。
子供がRoblox（ロブロックス） でゲーム を作るとどういう知識が得られるのか？
子供がRoblox（ロブロックス） でゲーム を作ると、知識的には以下のようなことが身につきます。
設計的な知識
・ゲームの構成要素（どのような部品から成り立っているのか）
・ゲームのルール作り（ゲームオーバーの条件）
プログラミング的な知識
・ゲームの構成要素の設定（大きさ、色、質感、などの調整）
・簡単なプログラム記述（穴に落ちたらゲームオーバー、などの条件設定）
慣れてくると、高度なプログラミングもできそうです。
でも取り敢えず小学校低学年がプログラミングっぽいことを学ぶレベルでも、十分使えそうです。
子供がRoblox（ロブロックス） でゲームを作った具体的な方法とは？
手前味噌で恐縮ですが、Roblox（ロブロックス）で、ゲームを安全安心に作るための手順をまとめた本を書かせていただきました。
 
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ゴリッタ先生と作る！ROBLOX（ロブロックス）ではじめてのゲーム！: 全世界２億人のユーザーに向けて作ったゲームを発信しよう！【超基礎編①】 よんりん (著) |
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ゴリッタ先生と作る！ROBLOX（ロブロックス）ではじめてのゲーム！２: 全世界２億人のユーザーに向けて作ったゲームを発信しよう！【超基礎編②】 よんりん (著) |
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ゴリッタ先生と作る！ROBLOX（ロブロックス）ではじめてのゲーム！３: 全世界２億人のユーザーに向けて作ったゲームを発信しよう！【基礎編】 よんりん (著) |
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ゴリッタ先生と子供たち（ももちゃん、トムくん）の会話形式で、できるだけわかりやすく、ゲームの作り方を解説しています。
ステップ・バイ・ステップの図解があるので、初心者でも安心して、ROBLOX（ロブロックス）でゲームを作ることができます。
最初はプログラミングなしで本格的なゲームを作ます。
それから、最後に少しだけプログラミングを実践してみます。
「遊ぶ側」から「作る側」にシフトすると、見える世界が一気に広がります。
本当にうちの子にできるのかな？と不安になるかも知れませんが、大丈夫です。
Roblox（ロブロックス）には、簡単にプログラミングできる仕組みが沢山あります。
それに、子供は大抵「こういうゲームがほしい、つくりたい」というイメージを持っていて、おどろくほど速く学習がすすむので、モチベーションの心配もありません。
子供がゲームばかりやって困っている親にとっては、ゲームが学びに変わるチャンスです。
子供の興味はそのままに、少し方向を変えてあげることで、今の時代を生き抜く力が身につきます。
Roblox（ロブロックス）以外にも、子供がプログラミングを学習する方法は沢山あります。
子供のプログラミング学習におすすめの本や教材って何ですか？子供は、どのような方法でプログラミングを学習するのが効率的ですか？ こんにちは！よんりん（Yonrin）です。 よん[…]
さらに、chatGPTなどのAIを活用することで、自動でプログラムを書くこともできます。
Roblox（ロブロックス）のプログラミングをchatGPTで自動的にすることはできますか？ こんにちは！よんりん（Yonrin）です。 よんりん chatGPTがとても話題になって[…]
子供がRoblox（ロブロックス） でプログラミングを学ぶメリット
子供のプログラミングには色んな選択肢があります。
スクラッチやマインクラフトなど、学習教材としてはメジャーですよね。
その中でも私は圧倒的にRoblox（ロブロックス）押しです。
理由はいくつかあります。
Roblox（ロブロックス）は子供同士の交流のきっかけになるから
Roblox（ロブロックス）は人数制限なく子供同士で同時に遊べるから
Roblox（ロブロックス）はスマホで手軽に遊べるから
Roblox（ロブロックス）のゲームは世界中の子供に公開出来るから
Roblox（ロブロックス）は子供が学校で習った英語を使う場になるから
Roblox（ロブロックス）は子供の将来に役立つ知識が身につくから
解説していきます。
Roblox（ロブロックス）は子供同士の交流のきっかけになるから
Roblox（ロブロックス）は世界中の子供の間で大人気です。
新しい友達と会うと、合言葉は「Roblox（ロブロックス）やってる？」です。
Roblox（ロブロックス）の機能の特徴のひとつに「フレンド機能」があります。
フレンドになると、Roblox（ロブロックス）を一緒に遊べるようになります。
お互いに作ったゲームをプロフィールから知ることが出来て遊んでもらえる
自分や友達がプレイ中のゲームにお互いに参加できる
友達同士でチャット機能も使える
子供版のSNSのようなものですね。
偶然旅先で出会って仲良くなった子供同士のお友達との交流。
Roblox（ロブロックス）があれば、つながり続けられますね。
特に海外では大人気。
子連れで海外旅行に行くなら外国のお友達を作るチャンス。
わたしの子供は海外現地校で転校を経験していますが、すぐに友達が沢山できました。
Roblox（ロブロックス）仲間を見つけることが出来たからです。
コロナ中も、オンラインで一緒に遊べることができたのが大きかったです。
Roblox（ロブロックス）のゲームは人数制限なく子供同士で同時に遊べるから
Roblox（ロブロックス）のゲームの特徴のひとつは、同時接続で多数の人が同時に同じゲームを共有する環境だということです。
５人でも、１０人でも、同時に同じゲーム空間を共有できます。
大勢で遊んでも、順番待ちをしたり、誰かが仲間はずれになることもありません。
それに、前述のとおり、ゲームの種類も豊富。
子供の遊び方を見ていると、誰かがつまらないと言えば、どんどん次のゲームを選んで遊んでいます。
おもしろいゲームを友達と一緒に探す楽しみもあるみたいです。
Roblox（ロブロックス）のゲームはスマホで手軽に遊べるから
Roblox（ロブロックス）のゲームは、スマホにも最適化されています。
たとえば、スクラッチもゲームは作れますが、スマホでの操作はしにくいです。
それから同時に同じゲームを複数人で共有するのも難しいです。
自分で作ったゲームを親のスマホですぐに友達に見せたりできるのは、やはりRoblox（ロブロックス）の手軽さです。
どこにいても、すぐに手元で自分の作品を共有できるのはいいですね。
電車のなかでも、公園ででも、レストランででも。
せっかく子供が自分で作ったRoblox（ロブロックス）のゲーム。
友達に見てもらいたいですよね。
そうすることで、子供の自信につながりますし、友達から色々フィードバックももらえます。
どういうことを改善すればいいか、子供同士の会話の中で学び合うのです。
Roblox（ロブロックス）のゲームは世界中の子供に公開出来るから
Roblox（ロブロックス）のゲームは海外でかなり人気があります。
小学校低学年から遊び始められていて、男女限らず知らない子はいません。
そんな世界中の子供たちに向けて自分の作品を発信できるのは、わくわくしますね。
英語はわからなくても、ゲームの楽しさを共有できます。
Roblox（ロブロックス）のゲームの特徴のひとつに、ゲーム内のチャット機能があります。
同じゲームを遊んでいる人たちがゲーム中にチャットボックスで会話をできるのです。
多対多の会話ですが、もちろんフレンドになれば１対１の会話も可能。
我が家のルールは、今のところ安全面から、実世界の友達とだけフレンドになる、としています。
Roblox（ロブロックス）は子供が学校で習った英語を使うチャンスがあるから
せっかく小学校で習い始めた英語。
Roblox（ロブロックス）は子供にとって英語の絶好の実践場になり得ます。
同じゲームをしながら、参加者とチャットで英会話ができます。
普通は実世界で子供が英語を使える場を探すとなれば、英会話教室が頭に浮かびますよね。
でも、ゲームをしながら、本当に子供が伝え合いたいこと英語で伝え合う。
これこそ生きた英語ではないかと思います。
たとえば、サッカーゲームをやりながら、同じチームメンバーと勝ち負けを共有する。
たとえば、ゲーム内のアイテムを交換し合うための交渉をする。
Touch FootballやPet Simulatorは、わたしも子供と一緒に遊びました。
操作は簡単で直感的。
内容も安全でおもしろかったので、おすすめです。
これらのゲームでは実際に、子供なりに、本当に活発に会話がなされています。
英語圏ではない子供も、一生懸命、英語で意思疎通を試みています。
Roblox（ロブロックス）は子供の将来に役立つ知識が身につくから
Roblox（ロブロックス）のプログラミングは本格的に行えます。
社会に出て、本格的にプログラミングをすることになっても、十分対応できるレベルです。
しかも、プログラムをゲームというビジュアルで動かすので、直感で理解できます。
もちろん、最初はプログラミングをせずとも、楽しめます。
しかし、子供の創造力と、好奇心。
あんなことやこんなことが、絶対にしたくなるものです。
その時、どうやらRoblox（ロブロックス）ではプログラムを書かないとできないと、子供自身が気づくんですよね。
そして、それが強いモチベーションになって、学びが始まるのです。
Roblox（ロブロックス）で学ぶプログラミングも、ビジネスで使われているものも、根本は同じです。
プログラムの考え方、ロジックの考え方が、実際にゲームとして動くのを見ながら理解できるのです。
今後、生きていく上での必須の基礎知識となるはずです。
プログラミングを単なる教養にとどまらず、実践的な知識として身に着けられるのが良いと思います。
まとめ：Roblox（ロブロックス）は、子供が「メタバース」の一端に触れながら学び、体得できる、いい教材
Roblox（ロブロックス）で子供は何を学べるのか？について、まとめました。
子供も、「メタバース」の一端に触れ、体得できる、いい教材だと思います。
Roblox（ロブロックス） では、小手先のプログラミング技術ではなく、コンセプトの体験を通じて学習できるのが素晴らしいと思いました。
ぜひ、お子様と一緒にメタバースの体験をしてみてください。
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