プレゼン能力を向上させる方法とは?

プレゼン能力を向上させる方法は何ですか?

こんな疑問に答えていきます。

こんにちは!よんりん(Yonrin)です。
当記事を書いている私は、デジタル技術のコンサルタントです。

プレゼン能力を向上させるには地道な努力が欠かせません。
その一方で、今すぐに実践できることもあります。

まずは、すぐに実践できることからやりましょう。
その秘密は、プレゼンの「型」にあります。

プレゼン能力を向上させるには、この「型」を知ること。
そして正しい「型」で繰り返し経験を積むことです。

そこで参考になるのは海外のプレゼン。
海外の人のプレゼンって上手なイメージありますよね?

わたしは海外に移住して、現地で様々なプレゼンを目にしてきました。
海外の方のプレゼン能力が高いのは、間違いありません。
そして慣れの問題もありますが、やはり必勝パターンのような型はあります

コツさえつかんでしまえば、後は慣れるだけ。
逆に言えば、コツを知らずに数をこなしても、上達が実感できません。

プレゼン能力を向上させる方法

プレゼン能力を向上させるには、いくつか大事なことがあります。

プレゼン能力を向上させる方法
 ①プレゼンは必ずストーリー構成を持たせること
 ②プレゼンは必ず約束から始めること
 ③プレゼンは必ず理解できる言葉で行うこと

①プレゼンは必ずストーリー構成を持たせること

ずばり、最も大事なことはストーリー構成です。

音楽に似ているかも知れません。

Aメロ、Bメロがあって、そしてサビ。
再度Aメロ、Bメロ、そしてサビ、サビ、サビ。

クライマックスに向かって盛り上げるような構成です。

プレゼンには表現方法や言葉遣い、などの細かいテクニックも必要です。

時間配分なども考慮が必要でしょう。

しかし、それは枝葉の話。

「ストーリー」というしっかりした木の幹が必要です。

幹を作れば、プレゼン能力は一気に向上します。

これこそが、プレゼン能力の向上の方法です。

ちなみに、ストーリーには魔力があります。

人はストーリーを語られると、同じメッセージでも、記憶が一気に増します。

たとえばAppleの製品も、製品の素晴らしさや機能を語られるよりも、スティーブ・ジョブズのストーリーを語られた方が製品に魅力を感じますよね。

イソップ物語の童話の教訓も、教訓だけを語られるよりもストーリーで伝えられる方が、教訓が心に残ります。

これはビジネス上の技術として、広く用いられていることです。

ストーリーテリングの技術に興味がある方は、こちらの本もおすすめです。

心に刺さる「物語」の力 ──ストーリーテリングでビジネスを変える (フェニックスシリーズ)
キンドラ・ホール (著), 湊麻里 (翻訳)
関連記事

プレゼンのストーリーの作り方について知りたいです。プレゼンのストーリーの上手な作り方はありますか? こんな疑問に答えていきます。 こんにちは!よんりん(Yonrin)です。 当記事を書いている私は、デジタル技[…]

②プレゼンは必ず約束から始めること

突然ですが、プレゼンで最初に口にする言葉は何でしょう?

特にオンラインでプレゼンする機会も増えてきた昨今、

「スライドは映っていますでしょうか?」

「音声は大丈夫でしょうか?」

このような言葉で始める人も多いのではないでしょうか。

実は、これは見直す必要があります。

プレゼンをする人が冒頭で口にする言葉は、かなり重要だからです。

なぜなら、5分後にあなたのプレゼンをつまらないと判断するであろう人でさえ、あなたの「第一声」には、相当の注意を向けているからです。

では、何を口にすればいいのでしょうか。

それは、あなたのプレゼンを聞くことで、聞いている人が得られるメリットを約束することです。

聞き手に、あなたのプレゼンが聞く価値のあるものであるということを確信させるのです。

たとえば、あなたが製品やサービスのプレゼンをするとしましょう。

まず伝えるのは、製品やサービスの機能や内容ではありません。

その製品やサービスを利用した後で、人や企業がどう変わるかです。

そして、その変化がいかに素晴らしいことなのかを伝えます。

つまり、あなたのプレゼンを聞くことで、変化への第一歩が約束されるということを最初に知ってもらうのです。

③プレゼンは必ず理解できる言葉で行うこと

プレゼンの資料もそうですが、可能な限り専門用語を排除すること。

これは鉄則です。

聴衆が不特定多数であるほど、見直す必要があります。

「AI」、「イノベーション」、「デジタル・トランスフォーメーション」など、特に流行りの言葉は、要注意です。

なるべく最低限にするべきです。

こうした言葉はストーリーの本質にはなり得ないですし、専門用語が多いプレゼンの内容は、記憶に残りません。

聞き手が理解できる言葉で話します。

関連記事

社内の報告や社外の提案でプレゼンをすることがあるけど、どんなことに気をつけて準備したらいいの?プレゼン能力の高い人の特徴ってどんなこと? こんな疑問に答えていきます。 こんにちは!よんりん(Yonrin)です。当記[…]

まとめ:プレゼンはストーリー構成が最重要で、つかみと理解しやすい言葉での説明が必要

プレゼン能力の向上の方法について、まとめました。

プレゼン能力を向上させる方法
 ①プレゼンは必ずストーリー構成を持たせること
 ②プレゼンは必ず約束から始めること
 ③プレゼンは必ず理解できる言葉で行うこと

取り敢えず、最初はプレゼンの基本原則を守ってみましょう。

それから数をこなしてコツを身に着ける。

それがプレゼン能力の向上の近道の方法です。

人前で話すのが苦手でも、この記事で書かれていることは、すべて事前に準備できることです。

準備さえしっかりすれば、誰でも高得点を狙えます。

じっくり体系的に学習しておきたい場合は、オンラインコースもかなり役立ちます。

プレゼン能力を向上させれば、一生モノのスキルになります。

こちらが社内用プレゼンのUdemyコース。

Udemyオンライン学習コース/3分で一発OK!社内プレゼンの資料作成術

そしてこちらが、社外用プレゼンのUdemyコースです。

Udemyオンライン学習コース/感情を動かす!社外プレゼンの資料作成術

正しい型を身に着けて、場数をこなしましょう。

あなたのプレゼン能力が向上しますように。